一緒に香港の街を歩いてみましょう。    
     と言うこって、初めて香港へ行かれる方
   是非ご活用くだせい。また何度も行かれてる方は
   そーだったよなぁなんて思い出してお読みください
                                

              甜品屋も良いけれど・・・


  漢字がないので、ひらがなで「たんたっ」を食べませう。
    私は実は大の甘味嫌いでして、日本じゃ滅多に甘いものを
    口にしません。ケーキもチョコも嫌いでして、友人に
    「あんたは女じゃない」と罵られる事日常。しかーし元祖
    わがまま人間、矛盾大歓迎のJOAは香港じゃ別!!
    甘党になるのでした。っつっても、食べれるのは「たんたっ」
    「杏仁豆腐」「豆腐花」「マンゴープリン」程度ですが。
    この「たんたっ」がすぐれもの。クッキー生地や、サクサクの
    パイ生地に卵たっぷしの焼きプリン!まずいわけがねぇっての。
    考えただけでもヨダレがっ・・・。結構甘さ控えめで美味しい!
    甜品屋ももちろん美味しいのですが、街角のパン屋さんに
    売ってる焼き立てのたんたっもイケまして、これを香港散策の
    時にほおばりながら、歩くとまた格別!値段も甜品屋よりも
    遥かに安い!ただこのたんたっ、口の周りに山ほどパイ粉が
    付きます。しかしそんな事きにしてちゃ美味しいたんたっにゃ
    出会えませぬ。JOAなんて、鼻にも(オイオイ)山ほど
    付けながら、香港散策してまする!是非一度ご賞味あれ!!


         一応のテーブルマナー 


  お茶を注いで貰ったら人差し指で、コツコツ三回テーブルを
    叩くってのは、ご存知ですよね(滅多にしませんけど・・・)
    これは話し込んでいるときに是非どうぞ。
    相手にお礼を言えるのなら、口で言っちゃった方が良いです。
    おしゃべりな香港の人があみだした「会話の中断は
    出来ないけど、あっお茶入れてくれて、サンクス!!」
    みたいな感じです。お茶のお湯が無くなったら、急須の蓋を
    ずらしておく。これもご存知ですね。(いちいち係の人を
    呼ばなくても、コレ見て気付け!店員!!ってやつ)
    そしてお皿。大抵、平皿の上にお茶碗が乗ってる
    状態じゃないですか?香港の人は、平皿を使わず、全て茶碗に
    おかずなどを取り分けます。取り皿と思っているものは
    言うなれば下敷きみたいなもの。そしてそのお茶碗は
    持って食べないのがいいんだって。ご飯が入っている時だけ
    持ってもOKだそうな(うーん)そして日本じゃ、出されたもの
    全部食べないといけない習慣がありますよね。残したら
    「飢餓難民が可哀想」とか「お百姓さんが・・・」だの言われて
    しまうんですが、香港じゃ逆で、全部綺麗に食べられると
    「足りなかったのか?」「不満なのか?」なーんて思っちゃう
    そうです。文化の違いやね。少し残されると良いそうな。
    しかーしJOAは日本人。血は争えませんな。めっちゃ綺麗に
    食っちゃうもんね。友人が残そうもんなら「それいらんのか?
    わしにくれっ」とか言って・・・。あーあんまりマナーの話は
    嫌いだな。飯がまずくなる!ですよね!まぁ美味しく頂ければ
    オールOK!これだよねぇ!!


             
とことんですね?


  以前にお話した「ワサビ」もとことんなのですが
    今日お話するのは「甘味」のとことん。香港の地下鉄構内に
    必ずある「美心」ケーキ屋さん。ここのケーキも、街中にある
    他のケーキ屋さんもとことん甘い!!香港じゃ日本と違って
    生クリームのケーキより、バタークリームのケーキが
    人気だそうですが、くどい上に激甘・・・。私が甘いの
    苦手だからそう思うのかな?いやいや、友人で「甘味命!!」
    のやつが「食えるかぁぁ何じゃいこりゃぁ」と
    のたうち回ってましたから・・・。甜品屋の物は、結構甘さ控えめ
    なのに対し、ケーキに関してはもう悲惨。香港人は
    はっきりしているのが好きなんでしょうねぇ。「甘い物は甘い!」
    「辛い物は辛い!」みたいな・・・。しかしこの手の
    口の上あごが「ぬあっと」するような、バタークリームケーキは
    色合いがまさに「グロテスク」赤・青・黄って・・・・・
    信号じゃねぇんだから・・・。粘土細工みたいな飾りが付いてて
    これがフルーツなんぞだったら良いのですが、残念な事に
    食紅なんぞで、綺麗に色づけした練り物だったりするんよね。
    「食べるのもったいないよねぇ」そう。食べないでください・・・。
    1口食った瞬間、バッドトリップ間違いなし。昔幼稚園で使ってた
    粘土みたいな味がします。(粘土食ったことあんのか??)
    もう香港のケーキは、商品サンプル的です。砂糖もとことん!
    飾りもとことん!色もとことん!あぃー。体に悪そ・・・。。。


           
 メニューにご用心


  日本人向けの料金と地元向けの料金に違いがあるお店が
    あります。日本人だと気づくと、すかさず日本語のメニューを
    出してきて、さっさと地元用のメニューを下げちゃうお店には
    要注意!そんな場合は「ごぉいうにこ」とか言って
    地元用のメニューを置いといてもらいませう。
    値段をチェックしてから、注文したほうが無難です。
    あっ日本語のメニューで思い出したけど、香港って
    日本人たくさん住んでるのに、どーしてあんな笑わす日本語が
    多いんでしょう?「マッサーゾ」(マッサージ)とか
    「エロリホン」(えろいほん←この日本語自体もヤバイが)
    「すいにちゅうい」(すりに注意)「ツヤブツヤブ」
    (しゃぶしゃぶ)とか・・・。まぁ言わんとしてることは
    痛いほど解るんですが、誰か注意したれよっって感じです。
    日本語のメニューしかり、「ブタニクノラマニ」とあったので
    「へっ?らまに?」と思い、よくよく考えると
    「ぶたにくのうまに」でしたわ・・。ひらがなの「う」が
    カタカナの「ラ」に見えたんでしょうなぁ。とあるワインに
    「ちけるかじんみんきよるわこくさいぞら」って書いてあって
    また「はぁ?ちけるか?」と5分間考えてやっとわかりました。
    「中華人民共和國製造」でした。何を基準に書いているのか?
    まぁそれなりに解るし、楽しいので問題は無いのですが・・・
    めちゃ日本語なのに、香港であんなに笑えるとは予想も
    しなかったわい。みなさんもチェックしてみてちょ。
    かなり笑えるので。


   
香港探検隊は98年頃のメルマガバックナンバーです。
      現在の香港とは異なる事だらけかと思いますが,
            許しておくんなまそ<m(__)m>

                         
1998年2月11日号
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