一緒に香港の街を歩いてみましょう。    
     と言うこって、初めて香港へ行かれる方
   是非ご活用くだせい。また何度も行かれてる方は
   そーだったよなぁなんて思い出してお読みください
                                

               やっぱ小巴でしょ?!


  どなた様もお乗りください!読んで字の如く「小巴」小さいバス。
    小巴には2種類ありまして、ボディに緑のラインが
    入っているのと、赤いラインのとで、2つとも同じような
    車なんですが、(バックに旧漢字で「豐田」って書いてる)
    通常は、赤いほうを小巴と呼びまして、緑はマキシキャブ
    なんつったりしますが、しかしこんな事言うのは外人だけ。
    香港じゃ全部ひっくるめて「小巴」なんです。
    日本で言う所の乗合バスで、大きさもちょっと大きめの
    ワゴン車みたい。赤色ラインは行き先がはっきり決まってて
    「OOからOOまでちゃーんとしたルートで走りまっせ」
    ってのが赤色。緑は、確かに「OOからOOまで行きまっせ」
    なんだけど、ご要望があれば、ちょっと寄り道もしちゃうぜ!
    ってバスなんです。これぞ香港!なんという合理性。
    ちょっとした乗合タクシーでんな・・・。
    乗車時にお金を料金箱に入れます。値段はバスによって
    全然違いますのでチェックしましょう。降りる時は、
    「我落車・ごぉろっちぇー」「我有落・ごぉやうろっ」と
    運ちゃんにお伝えください。簡単な覚え方として、
    前者の「我落車」を日本語の「降ろせー」を、赤ちゃん言葉に
    替えて言って見てください「おろちぇー」になりますが、
    これで通じますのでOK!廣語では「我」を「おー」と
    言うときもあります。「Nei」を「れい」と言うのと同じ。
    (な行がら行に変わる感じ。香港人は早口になるとこーなる)
    そして緑ラインの場合、行って欲しい場所が伝えられないと
    他のお客さんと一緒に降りるか、終点まで行っちゃうか
    のどちらかですね。やはし緑ラインの場合は、
    行きたいところを正確に伝えられないとちょっと
    乗りこなすには、修行がいるかも。通りの名前とか
    知っていたほうが良いし、そのバスが大体何処を走るのかも
    解っていたほうがいいし。万が一、緑に乗ったらば、
    主要な通りや駅で降ろしてもらうと良いと思います。
    小巴の始発駅は、大抵大通りから、1本中に入った
    路地なんかで、数台がたむろしていたりするので、
    裏通りを歩かれるときに、チェックしてみてください。
    走っている小巴を止めるには、タクシーのように
    手を上げてちょ。でも通りすぎちゃう場合もあります。それは
    手が見えなかったか、満員かもしくは駐車禁止だからか、
    はたまた運ちゃんが、止まるのうざいかか(笑)
    香港はうるさいんですよ。駐車違反に・・。日本じゃ
    「んな事関係あるかい!」ってな感じで、手を上げれば
    すぐに止まってくれたりしますが、香港ではそういうわけに
    いきません。道路上に黄色い1本の線があれば「駐車禁止」
    2本あると「駐停車禁止」です。2本線のところではまずタクシー
    でも止まってくれません。ではでは、楽しき小巴の旅を!



           お寺っていいのだわ


  JOA式「香港・周辺勝手にお寺ランキング」のコーナー
    (コーナーなのか?)香港は信仰心が厚い國なもんで、
    お寺が非常に多いんです。しかも多国籍なので、
    その種類もさまざま。ここでJOAおすすめのお寺を
    紹介させていただきます。

10>寶蓮寺(らんたお島)
    先日も言いましたが、今は定かではありませんけど、
    トイレが悲惨なお寺。しかーしお寺自体はすごいんです。
    世界一の屋外大仏様が完成して、ますます観光客で
    にぎわっておりやす。ここでは精進料理を頂くことが
    できます。予約すればOK!赤の他人、6−7名が
    1つの円卓を囲んでみんなでつついて食べます。
    結構コミュニケーションがとれていいです。激まずですけど。
9>大三巴牌坊(まかお)
    意外と低いランク・・・。って言うのも「薄い」んやもん!
    みてくれは、確かに凄いんです。歴史もあるし・・・。
    でも「薄くて」正面から見る以外、何が出来る?ってなノリ。
    すぐ隣に「モンテの砦」があります。こちらもぜひどうぞ。
8>媽閣廟(まかお)
    マカオで最も古い歴史を持つお寺。確かに年季を
    感じさせます。すごくご利益がありそうです。ここには
    海の神様が祭られているそうですので、マカオからの
    帰りの船の安全祈願でもしましょう。
7>北帯廟(ちょんちゃう島)
    私がお参りに行ったとき、ちょうど改装中でして、
    参拝は出来ませんでした。外から見るだけ・・・。
    また竹の足場の屑が散乱しまくってて、最悪だったな。
    でも歴史だけ感じる事が出来ましたよ。なんてったって
    もう200年以上の歴史があるんですもん。
    北帯様と由緒正しき名剣が祭られているそうです。
    改装後に行ってないので、行かれた方その後を教えてください。
6>關公忠義亭(ちょんちゃう島)
    ご存知三国志の名将「関羽」さまのお寺。香港では、孔明さま
    よりも関羽さまのが支持が多いのです。「文武両道」の神として
    祭られております。張飛の寺はねぇのか?
    急な坂をえんやこーらと上がったとこにあります。
5>天后廟
    天后はいたるところにあります。海の神様なので、
    離島にある天后は、本当に海の神様!って感じですけど、
    香港島や九龍の天后はもう「老人憩いの場」状態。
    しかし寺の前でじいさん・ばあさんが、日向ぼっこしている
    の見ると心が和む。もしかしてあの老人たちが、神さま?
4>妙法寺(さんかい)
    中では写真撮影禁止です。少し郊外にありますので、
    それほど観光客はいません。地元のばあちゃんたちが
    よくお参りしております。見た目も、中も
    ど派手ですのですぐにわかりますよ。
3>青山禅院(さんかい)
    まぁ汚なさと古さでは、香港一!確かに作られた歴史は
    相当古いんですが、汚い!参拝客もいねぇし・・・。
    私が行ったとき、坊主もいなかったし・・・。居たのは、
    檻に入れられた「犬」Only。長い長い急な坂を上がった
    とこに有ります。でも何か感じられるものがあるんですよー。
    不思議なお寺です。霊感の強い、朋友と行ったんですが
    「あそこに白い着物着た人が寝てる」とか言い出す始末。
    わしにゃ何も見えんぞぉぉぉ!坂の途中に草履が
    揃えてあったり・・・・・。木の枝に輪ッかの形のロープが
    ぶら下がっていたり・・・。しますが、是非ご参拝ください。
2>文武廟(ほんこんとう)
    文の神様「文昌帯」武の神様「関羽帯」が祭られている
    香港島で一番古いお寺。お寺自体は大きくないんですけど、
    その雰囲気に圧倒されます。参拝者も凄く多いです。
    頭上には、蚊取り線香のでっかいやつ、みたいなお線香が
    いーっぱいぶらさがってますよ。わしゃいつもこの煙責めで
    お参り後必ずノドがやられてる(-_-)
1>萬仏寺(さんかい)
    これは百聞は一見にしかず!まー行ってちょうだい。
    仰天しますよ。お寺に着くまでに死ぬかも知れません
    けど(笑)金毘羅さんじゃないけど階段が431段も
    あったりしますんで。夏場は避けたほうがいいかも。
    ほうほうの体でたどり着けば、階段で死にそうになった事も
    忘れるくらい、見事な13000弱の金の仏像がお出迎え!
    凄い目のしみる光景です。見晴らしが最高だしね。
    5重の塔ならぬ、九重の塔もあります。しかしこれは、
    納骨堂なので、関係ないっすけど・・・。奥に進むと、
    「弥陀殿」があり、中には金に包まれた大師のミイラが
    祭られております。生きたままミイラ化されたようです。
    右から見ると、怒っているように、また左から見ると、
    笑っているように見えます。是非お立ちよりください。
    その他、竹林禅院・黄大仙・青松仙観などなど、
    香港にはたくさんのお寺があります。ここで紹介したのは、
    ほんの一部です。是非いろんな「香港」をご覧ください。


    
香港探検隊は98年頃のメルマガバックナンバーです。
      現在の香港とは異なる事だらけかと思いますが,
      許しておくんなまそ<m(__)m>

                         
1998年2月10日号
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